2011年9月17日(土)~19日(月)東京都八王子市の首都大学東京にて「日本教育工学会 第27回全国大会」が開催されました。学会2日目に校務支援システムの機能に関する調査結果について発表を行いました。
2a-209-05
「校務支援システムの機能の必要性に関する調査結果」
堀田龍也(玉川大学)
山本朋弘(熊本県教育庁)
宮田明子(スズキ教育ソフト株式会社)
鈴木広則(スズキ教育ソフト株式会社)
校務の現状や校務支援システムの機能の必要感の回答結果、校務支援システムの利用経験による比較分析結果について発表しました。
校務の現状としては、回答結果から「教師の負担軽減」、「子どもとの時間確保」が課題となっていることが示されました。
校務支援システムの利用経験による比較では、校務支援システムの導入によって、「教師の負担軽減」、「効率的な処理」、「情報共有」が改善されることが示されました。また、校務支援システムの機能の必要感について利用経験で比較すると、利用者は未利用者より必要性を高く実感しており、特に「出欠状況の把握」、「学習履歴の把握」などの日常的な情報把握の機能や「成績・所見の入力支援」、「通知表レイアウトの編集」などの学期末処理の機能に効果を感じていることが示されました。
発表に対して、「校務支援システムの機能として挙げた22機能はどのように選んだのか」等の質問がありました。
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