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日本教育工学会研究会「教育実践の研究とその成果/一般」 学会発表レポート
2012年10月27日(土)岡山県岡山市の岡山大学教育学部で「日本教育工学会研究会「教育システムの実践活用/一般」」が開催されました。校務情報化でのプロセス改善におけるフローモデルについて発表を行いました。
A11
「校務情報化でのプロセス改善におけるフローモデルの検討」
山本朋弘(熊本県教育庁)
堀田龍也(玉川大学)
宮田明子(スズキ教育ソフト株式会社)
片山淳一(岡山県総合教育センター)
鈴木広則(スズキ教育ソフト株式会社)
作成した校務のフローモデル、より校務を効率化するための改善点の抽出・分析結果について発表しました。

インタビュー調査では、校務作業の流れや校務を行う上での課題などについて尋ね、煩雑な情報管理を解決する必要があること、転記作業が多く負担を感じていることなどが示されました。

また、校務のフローモデルとして、「出張等の申請・承認」「出欠状況の把握」「指導要録・通知表の作成」の例を作成し、転記作業や反復作業の発生箇所を特定しました。校務のプロセスを可視化することで、校務支援システムが有効に機能する箇所がわかり、より効率的なフローモデルの作成へつなげることができます。

今後の予定として、他のフローモデルの作成や、作成したフローモデルを使って実際に校務作業を行った場合の所要時間測定についても、発表しました。

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